大会長挨拶

第30回日本遠隔医療学会学術大会
大会長 高木 俊介
横浜市立大学附属病院
集中治療部 部長
この度「第30回日本遠隔医療学会学術大会」の大会長を仰せつかり、ただいま鋭意準備を進めております。
遠隔医療の原点は、「だれでも、どこでも、等しく医療を受けられること」。このシンプルで普遍的な願いが、これまで多くの先生方、研究者、工学者、企業の方、そして現場の皆様に支えられて歩んできました。私たちの目指す未来は、医療を特別なものに閉じ込めるのではなく、もっと身近に、もっと日常に寄り添うものとすることです。
近年は、AIやAR、さらには宇宙工学のような新しいテクノロジーまでが、医療に結びつき始めています。しかし、どんなに技術が進んでも、その根底にあるのは「人を思う気持ち」です。本大会は、産・官・学が一堂に会し、その思いを共有しながら未来の遠隔医療をともに描いていく場にしたいと考えております。
皆様にご満足いただける学術大会を開催できるよう鋭意準備して参ります。 皆様のご参加をお待ちしております。